「ドライヤーが焦げ臭い原因は?」
「焦げ臭いドライヤーは使っても大丈夫?」
ドライヤーが焦げ臭くなる主な原因は、髪の毛やホコリの詰まり、内部モーターの劣化、コードの劣化・断線、そして連続使用による過熱です。
焦げ臭いにおいは故障や劣化のサインであり、そのまま使用すると発火や感電の危険性があります。
- 電源を切ってコンセントから抜く
- 吸込口・吹出口の掃除を行う
- 本体を冷却して異常箇所を確認する
今回は、「ドライヤーが焦げ臭くなる原因」や「焦げ臭いときの対処法」、「ドライヤーを長持ちさせる方法」について詳しく解説していきます。
ドライヤーの異常を感じている方や、安全に長く使用したい方は、ぜひ参考にしてください。
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ドライヤーが焦げ臭い原因

ドライヤーが焦げ臭い原因は、以下の通りです。
- 髪の毛やホコリの詰まり
- 内部モーターの劣化
- コードの劣化・断線
- 連続使用による過熱
ドライヤーが焦げ臭くなる原因について詳しく解説していきます。
髪の毛やホコリの詰まり
ドライヤーから焦げ臭いにおいがする主な原因は、吸い込み口や吹き出し口に溜まった髪の毛やホコリです。
吸い込み口にホコリが詰まると、ドライヤー内部に十分な空気を取り込めなくなり、電熱線の温度調整がうまくいかずに発熱し続けます。
また、吹き出し口が髪の毛で詰まっていると温風がうまく排出できず、内部に熱がこもってしまいます。
その結果、風量が弱くなったり、焦げ臭いにおいが発生したりするのです。
内部モーターの劣化
ドライヤーが焦げ臭くなる主な原因の一つが、内部モーターの劣化です。
長年使用したドライヤーでは、モーターや部品が徐々に劣化し、異常発熱や焦げ臭いにおいを発生させることがあります。
ドライヤーは通常3~4年で寿命を迎え、この時期にモーターが劣化して焦げ臭いにおいや異音などの症状が現れます。
モーターが限界を迎えると回転が悪くなり、ドライヤー内部に熱がこもったり、部品自体が焼けてしまう場合があります。
コードの劣化・断線
ドライヤーのコードは、巻きつけたり折り曲げたりして収納されることが多いため、劣化しやすい部分なのです。
コードを乱暴に巻いたり、無理に折り曲げたりすると、電線が劣化して通電部分が焦げてしまいます。
また、長年の使用によってコードが摩耗し、予兆なく断線することもあります。
特にコードの根元部分は負荷がかかりやすく、断線しやすい箇所です。
コードを持ってドライヤーを持ち上げることも、重さでコードに負荷がかかり断線の原因となります。
連続使用による過熱

ドライヤーの連続使用による過熱は、焦げ臭いにおいの原因です。
ドライヤーを長時間連続で使うと、内部のモーターや電熱線に熱がこもってしまいます。
これにより、たまったほこりや髪の毛がヒーターで焦げて、焦げ臭いにおいが発生するのです。
例えば、朝の忙しい時間帯に家族全員が同じドライヤーを続けて使用したり、髪の長い方が一度に大量の髪を乾かそうとして長時間使用すると過熱が起こりやすくなります。
特に安価なドライヤーでは、30分の連続使用で持ち手が熱くなることもあります。
ドライヤーが焦げ臭いときの対処法

ドライヤーが焦げ臭いときの主な対処法は、次のようになります。
- 電源を切ってコンセントから抜く
- 吸込口・吹出口の掃除を行う
- 本体を冷却して異常箇所を確認する
ドライヤーに焦げたような臭いを感じた場合は、思わぬ事故や故障を防ぐために、原因ごとに正しい対応を取ることが大切です。
上記の対処法について詳しく解説していきます。
電源を切ってコンセントから抜く
ドライヤーを使っていて焦げ臭いと感じたら、「すぐに電源を切ってコンセントから抜く」ことが大切です。
焦げたにおいがしたままドライヤーを動かし続けると、内部パーツやコードが過熱し火事など重大な事故につながる危険があるためとなります。
熱やにおいの異変を放置したまま使用していると、どんどん状態が悪化していきます。
ドライヤー本体やコードが熱くなっている場合にも、まずは冷ます時間を取りましょう。
吸込口・吹出口の掃除を行う
ドライヤーから焦げ臭い匂いがする場合、まず吸込口・吹出口の掃除を行いましょう。
吸込口が詰まると冷たい空気が内部に入らず、吹出口が詰まると熱風が放出できないため、ドライヤー内部で異常な発熱が起こり焦げ臭くなってしまうのです。
- ドライヤーの電源を必ず切り、コンセントを抜きます。
- 吸込口の表面についたホコリを掃除機で軽く吸い取ります。
- 歯ブラシや綿棒を使って、吸込口の細かい部分に残ったホコリを丁寧に取り除きます。
- 吹出口は冷風モードに切り替え、綿棒でホコリをかき出しつつ、風でホコリを飛ばします。
- 吹出口の表面のホコリも掃除機で吸い取ります。
- 細かい部分は歯ブラシやティッシュでやさしく拭き取ります。
このように、定期的に吸込口・吹出口を掃除することで、焦げ臭さを予防し、ドライヤーを安全に使用できるようになります。
本体を冷却して異常箇所を確認する
ドライヤーが焦げ臭いと感じた場合には、電源を切って本体を冷却し、異常箇所を確認することが大切です。
使用直後のドライヤーは高温になっているため、すぐに触って確認するとやけどにつながるおそれがあります。
冷却してから本体や各部品を確認するようにしてください。
確認する箇所
確認する箇所 | 確認内容 |
---|---|
吸気口・ フィルター | ホコリや髪の毛の詰まり、焦げ跡や変色がないかを確認 |
吹出口 (ノズル) | 異物の付着、焦げ跡、変色が見られないか確認 |
本体全体 | 焦げ跡や変形、熱を持ちすぎていないか確認 |
コード・ プラグ部分 | 断線やひび割れ、異常加熱、焦げ跡がないかを確認 |
モーター音・ 異音 | 使用前に異音や変な振動がないか耳で確認 |
操作スイッチ付近 | スイッチの反応が悪くなっていたり、部分的な変色がないか確認 |
上記のポイントを冷却後に順に目視・触覚・聴覚で丁寧にチェックし、異常が続く場合は無理に使わず業者に相談しましょう。
ドライヤーを長持ちさせる方法

毎日使うドライヤーを少しでも長く使い続けるためには、日々のちょっとした心がけが大切です。
ドライヤーの寿命を延ばすためのポイントをご紹介します。
- 湿度の低い換気の良い場所に保管する
- 使用後は冷風に切り替えてから電源を切る
- コードに負担をかけずに保管する
湿度の低い換気の良い場所に保管する

ドライヤーの寿命を延ばすためには、湿度の低い換気の良い場所に保管することが効果的です。
高温多湿の環境はモーターの故障や劣化を招き、漏電やショートなどの危険性も高まるためです。
- 洗面所の収納棚(換気扇を使用し、浴室の扉を閉めた状態)
- リビングルームの収納スペース
- 寝室のクローゼット内
- 廊下の収納庫
- 専用のドライヤーホルダーを使った壁面収納
特に浴室内や浴室に近い場所は避け、風通しの良い乾燥した環境を選ぶことが大切です。
洗面所に保管する場合は、換気扇を使用し、浴室の扉をしっかり閉めて湿気の侵入を防ぎましょう。
使用後は冷風に切り替えてから電源を切る
温風使用後すぐに電源を切ると、高温状態のままモーターに負荷がかかり、部品の劣化を早める可能性があります。
冷風で残熱を逃すことで熱ストレスを軽減し、消耗を抑えられます。
髪を乾かし終えたら「COOL」スイッチに切り替え、約30秒送風し続けます。冷えたと感じたら電源をオフにします。
このように、使用後は必ず冷風へ切り替えてから電源を切る習慣を身につけることで、ドライヤーを長く安心して使えます。
コードに負担をかけずに保管する
コードをドライヤー本体にきつく巻きつけたり、つけ根部分を折り曲げたりすると、内部の配線が傷んで断線やショートの原因となってしまいます。
特にコードと本体の付け根部分は最も負荷がかかりやすく、故障の原因になりやすい箇所です。
- ドライヤー専用ホルダーを使用してコードをゆるやかに束ねる
- コードフックを活用して適度な長さで保管する
- コードはゆるく結ぶ程度に留め、きつく結ばない
- 結束バンドやコードホルダーで軽く束ねる
ドライヤーのコードはまっすぐ伸ばした状態、またはゆるく束ねた状態で保管することが長持ちの秘訣です。
ドライヤーの焦げ臭いに関するよくある質問
ドライヤーの焦げ臭いについてのよくある質問と解決方法について紹介していきます。
- 焦げ臭いドライヤーを使っても大丈夫ですか?
- ドライヤーが故障する前に現れるサインや症状は何ですか?
- 焦げ臭いドライヤーはいつ買い替えるべきでしょうか?
焦げ臭いドライヤーを使っても大丈夫ですか?
焦げ臭いドライヤーはすぐに使用を中止したほうが安全です。
焦げたにおいは内部のホコリ焼け・コード断線・モーター劣化などの異常を示し、続けて使うと発火や感電の危険性が高まるためです。
- 吸込口にホコリが詰まるとヒーターが過熱し、焦げ臭さとともに火花が出るケースがあります。
- コードをきつく巻いて保管すると内部で断線が起こり、プラグ付近が焦げることがあります。
焦げ臭さは故障サインなので「まだ使えるかも」と思わず、直ちに停止し点検や買い替えるようにしましょう。
ドライヤーが故障する前に現れるサインや症状は何ですか?
ドライヤーが故障する前に現れるサインや症状は、以下の通りです。
サイン・症状 | 原因 |
---|---|
焦げ臭いにおい | ホコリの焼け付き、 モーター劣化 |
異音 (カラカラ、キーキー音) | 内部部品の損傷、 モーター異常 |
本体・コードが異常に熱い | 安全装置故障、断線の前兆 |
温風の温度が低い | ヒーター劣化、内部トラブル |
電源が入りにくい | スイッチ接点劣化、配線異常 |
上記の症状が一つでも現れた場合は、すぐに使用を中止し、買い替えを検討することが重要です。
特に焦げ臭いにおいや本体の異常な発熱は、火災につながる危険性があるため、放置せずに早急な対応が必要になります。
焦げ臭いドライヤーはいつ買い替えるべきでしょうか?
焦げ臭いドライヤーはすぐに使用を停止し、買い替えを検討すべきです。
焦げ臭さは故障や劣化のサインであり、そのまま使用すると火災の危険があります。
一般的にドライヤーの寿命は3~4年とされており、焦げ臭さと同時に異音や本体の過熱などの症状が現れた場合は、寿命が来ている可能性が高いです。
掃除をしても焦げ臭さが改善されない場合や、使用年数が3年を超えている場合は、迷わず買い替えを検討しましょう。
2.58m³/分※2の大風量で圧倒的な速乾性を実現

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ドライヤー
¥39,600(税込)
※1:本体のみ
※2:自社測定、ブーストアタッチメント装着、3段風量(強)時
まとめ
ドライヤーを長持ちさせるには、湿度の低い換気の良い場所での保管、使用後の冷風への切り替え、コードに負担をかけない保管方法を実践することが効果的です。
今回紹介した対処法と予防策を参考に、定期的にドライヤーをメンテナンスし、焦げ臭いにおいや異音などの故障サインを見逃さないようにしましょう。
特に使用年数が3年を超えているドライヤーや、掃除をしても焦げ臭さが改善されない場合は、安全のために迷わず買い替えを検討してください。