「ドライヤーの寿命は?」
「ドライヤーを長く使うためのコツは?」
ドライヤーの寿命は一般的に3〜4年が目安となります。
また、焦げたようなニオイがしたり、異音がしたりする場合は買い替えのサインです。
- 吹き出し口のホコリを定期的に掃除する
- 使用後は数十秒ほど冷風運転してから電源を切る
- コードを本体にきつく巻き付けない
今回は、「ドライヤーの寿命が近いときのサイン」や「ドライヤーを長く使うためのコツ」などについて詳しく解説していきます。
2.58m³/分※2の大風量で圧倒的な速乾性を実現

ナノミスト搭載の次世代型ドライヤー
SHOWER DRYER
風ごと、美容液。ナノミストでうるおしながら、大風量で乾かす。 日々のヘアケアをアップデートする今までにない発想の次世代型
ドライヤー
¥39,600(税込)
※1:本体のみ
※2:自社測定、ブーストアタッチメント装着、3段風量(強)時
ドライヤーの寿命は3~4年

ドライヤーの寿命は、一般的に3~4年が目安です。
毎日短い時間でも使い続けると、内部のモーターが少しずつ劣化していき、合計130~140時間ほどで不調が出やすくなります。
使用頻度やホコリの蓄積、保管方法によって短くなることもあります。
壊れるまで無理に使い続けず、使用3~4年を一つの区切りとして、安全面を考えて買い替えを検討するのがおすすめです。
ドライヤーの寿命が近いときのサイン

ドライヤーの寿命が近いときのサインは、以下の通りです。
- 焦げたようなニオイがする
- 本体やコードが異常に熱くなる
- いつもと違う音・異音がする
上記のサインについて詳しく解説していきます。
焦げたようなニオイがする
ドライヤーから焦げたようなニオイがする場合、それはドライヤーの寿命が近づいている典型的なサインです。
焦げたようなニオイの主な原因は、モーターが劣化して発熱したり、内部にホコリがたまって焦げ付いたりすることです。
ドライヤーの寿命は一般的に3~4年とされており、モーターが劣化すると異常発熱や焦げ臭いニオイが発生します。
内部に溜まったホコリや髪の毛が燃えている可能性もあります。
ドライヤーの焦げた臭いについては以下の記事もご覧ください。

本体やコードが異常に熱くなる
ドライヤーを使用中に本体やコードが異常に熱くなったら、それは寿命が近いサインである可能性が高いです。
ドライヤーの本体やコードが通常より熱くなる原因は、主に内部の制御装置の故障にあります。
ドライヤー本体が異常に熱くなるのは、温度をコントロールする安全装置が正常に動かないためです。
また、コードが熱くなる場合は、内部の断線や被膜の劣化によってショートし、異常発熱を起こしていることが考えられます。
特にコードは断線しかけている可能性があり、使用を続けると溶けてしまう危険があります。
いつもと違う音・異音がする
異音の原因は主に内部部品の故障やモーターの異常によるものです。
モーターのベアリングが摩耗したり、内部部品が損傷したりすることで「カラカラ」といった音が発生します。
また、内部の部品が外れていることも考えられるため、ドライヤー本体を軽く振って確認することをおすすめします。
外れた部品がモーターやヒーターに接触し発火する恐れもあるため、異音がするドライヤーはすぐに使用を中止する必要があります。
ドライヤー買い替え時にチェックしたいポイント

ドライヤーを買い替える際にはいくつかの重要なポイントがありますが、今回は髪の健康と美しい仕上がりを実現するために特に重要な3つのポイントをピックアップしました。
- 風量の強さ
- ヘアケア機能
- 温度調整と冷風切替
それぞれ詳しく見ていきましょう。
風量の強さ

ドライヤーの風量の強さは、速乾性と髪のダメージ軽減する重要な要素です。
一般的なドライヤーの風量は1.3㎥/分が目安となりますが、風量の強いドライヤーは1.5㎥/分以上、特に優れたものは2.0㎥/分以上を誇ります。
風量が大きいほど髪を短時間で乾かせるため、熱風を長時間当てることによる髪や頭皮への熱ダメージを軽減できます。
また、大風量ドライヤーの中には2.4㎥/分もの風量を持つ製品もあり、従来品と比較して約30〜50%の乾燥時間短縮を実現しています。
2.58m³/分※2の大風量で圧倒的な速乾性を実現

ナノミスト搭載の次世代型ドライヤー
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※1:本体のみ
※2:自社測定、ブーストアタッチメント装着、3段風量(強)時
大風量のドライヤー、SHOWER DRYERに関しては、以下の記事で商品の詳細や使用者の口コミを解説していますので、ぜひご覧ください!

ドライヤーの風量については以下の記事もご覧ください。

ヘアケア機能
ドライヤーを買い替える際は、ヘアケア機能を重視することで毎日のお手入れが格段に向上します。
髪のダメージを気にされる方や、サロンのような仕上がりを求める方にとって、以下の機能は必須の要素となっています。
機能 | 効果 | おすすめポイント |
---|---|---|
マイナスイオン機能 | 髪の水分バランスを整え、静電気抑制 | パサつきを抑えうるおいのある仕上がりに |
自動温度調節機能 | センサーで温度を感知し自動で温冷切替 | 熱ダメージを抑えたヘアケアが可能 |
ナノイオン機能 | キューティクルを引き締めて整える | みずみずしくまとまりやすくなる |
遠赤外線機能 | 地肌や頭皮を効率よく温める | あたためることで髪に栄養を届けやすくする |
スカルプケア機能 | 低温風で地肌をいたわりながら乾燥 | 頭皮の健康維持と快適な使用感を実現 |
最新のドライヤーは「髪に優しい」「ヘアケア・スキンケア」機能が主流となっており、各メーカーが独自の技術を搭載しています。
ヘアケア機能付きドライヤーを選ぶことで、ただ乾かすだけでなく美しい髪質を保ちながら時短ケアが実現できます。
温度調整と冷風切替
ドライヤーの温度調整と冷風切替機能は、髪の健康を守り美しい仕上がりを実現するための必須機能です。
温度調整により髪のダメージを適切にコントロールでき、冷風切替でキューティクルを引き締めてツヤのある髪に仕上げられるからです。
適切な温度は70℃〜80℃とされており、低めの設定が理想的です。
また、髪質によっても適切な温度は異なり、やわらかい髪や傷んだ髪の方は低めの温度設定がおすすめです。
ドライヤーの温度については以下の記事もご覧ください。

ドライヤーを長く使うためのコツ

ドライヤーを長く使うためのコツは、主に3つあります。
- 吹き出し口のホコリを定期的に掃除する
- 使用後は数十秒ほど冷風運転してから電源を切る
- コードを本体にきつく巻き付けない
それぞれのコツを紹介します。
吹き出し口のホコリを定期的に掃除する
ドライヤーの吹き出し口を定期的に掃除することは、ドライヤーを長く使うための必須条件です。
ドライヤーの吹き出し口にホコリが溜まると、モーターに負荷がかかって故障の原因となります。
また、内部に入り込んだホコリは発煙や異臭の原因にもなりかねません。
特に髪の毛やホコリなどの汚れは、日常使用で自然と蓄積されていくため、放置すると徐々にドライヤーの性能を低下させていきます。
まず電源を切って電源プラグをコンセントから抜き、ハンディタイプの掃除機や先端が細いノズルを使ってホコリを吸い取ります。頑固な汚れには綿棒を使って冷風を出しながらホコリをかき出すと効果的です。この際、温風は使わず必ず冷風にしてください。
月1回程度の定期的な掃除を行うことで、ドライヤーの寿命を3〜4年から更に延ばすことができます。
使用後は数十秒ほど冷風運転してから電源を切る
使用後は数十秒ほど冷風運転してから電源を切ることが、ドライヤーを長持ちさせるコツです。
温風を使った直後にすぐ電源を切ると、ドライヤー内部のヒーターやモーターが高温のままの状態になります。
熱がこもった状態は、内部部品に大きな負担をかけ、故障の原因となってしまいます。
冷風運転により内部の熱を適切に冷却することで、モーターへの負担を軽減し、部品の劣化を防ぐことができるのです。
コードを本体にきつく巻き付けない

ドライヤーのコードは本体にきつく巻き付けてはいけません。
コードを本体にきつく巻き付けると、コード内部の導線に過度な負荷がかかります。
負荷によってコードが損傷し、断線のリスクが高まって感電やショートの原因となる危険性があります。
また、使用後のドライヤーは温まっているため、ねじれたまま保管すると冷えた時にクセが付いてしまい、コードが劣化しやすくなってしまいます。
フックやホルダーを使ってドライヤーを吊るし、コードをゆるやかに2〜3回巻いて収納するようにしましょう。
ドライヤーの寿命に関するよくある質問
ドライヤーの寿命に関するよくある質問に回答します。
- 4人家族でドライヤーの寿命はどのくらい短くなりますか?
- ドライヤーを10年使い続けるのは危険ですか?
- ドライヤーの寿命を短くする危険な使い方は?
ドライヤーの買い替え時期や安全な使用方法について疑問をお持ちの方は、ぜひ参考にしてみてください。
- 4人家族でドライヤーの寿命はどのくらい短くなりますか?
-
4人家族でドライヤーを使用すると、通常の3~4年から約2~3年に寿命が短くなります。
理由は、使用頻度と使用時間の大幅な増加にあります。
一般的にドライヤーの寿命は130~140時間程度の使用時間とされており、1日5~7分1人が使用した場合に3~4年持つと計算されています。
しかし、4人家族では1日あたりの使用時間が4倍になるため、モーターやヒーターといった主要部品への負荷が格段に増加します。
- ドライヤーを10年使い続けるのは危険ですか?
-
ドライヤーを10年使い続けるのは安全面でリスクがあります。
10年という期間は推奨される使用期間を大幅に超えているためです。
ドライヤーの主要部品であるモーターの寿命は約130~140時間で、1日5~7分使用した場合、3~4年で劣化が進みます。
10年以上使用したドライヤーは、内部の部品が劣化し、火傷や発火のリスクが高まります。
- ドライヤーの寿命を短くする危険な使い方は?
-
ドライヤーの寿命を短くする危険な使い方は、以下の通りです。
- ドライヤーと髪の距離が近すぎる
- 吸い込み口や吹き出し口を塞いで使用する
- 電源コードがねじれたまま使用する
- 温風のまま電源を切る
- 本体にコードを巻き付けて収納する
- 湿度の高い場所に保管する
吸い込み口を塞ぐとヒーターに熱が溜まり急激に高温になり、発火の恐れもあります。
また、電源コードがねじれていると本体に想定以上の電圧がかかり、断線やショートの原因となります。
まとめ
ドライヤーの寿命は3~4年が目安で、焦げたニオイ・本体やコードの異常発熱・異音などのサインが現れたら買い替え時期です。
まずは現在お使いのドライヤーに寿命のサインが出ていないかチェックし、3年以上使用している場合は安全のため買い替えを検討しましょう。
また、日頃から吹き出し口のホコリ掃除、使用後の冷風運転、コードの適切な収納を心がけて、ドライヤーを長持ちさせる習慣を身につけてください。