「捻転毛とは?」
「捻転毛のセルフケア方法は?」
捻転毛は髪の毛がコイルや縄のようにらせん状にねじれているタイプのくせ毛です。
日本人のくせ毛では珍しく、髪内部のタンパク質バランスが乱れることで太さが不均一になり、部分的に平たくなったりねじれたりします。
本記事では、捻転毛の特徴や原因、波状毛や縮毛との違いをわかりやすく解説します。
髪の扱いに悩む方が、正しい知識でケアを始められる内容なので、髪のねじれやパサつきに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
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捻転毛(ねんてんもう)とは?特徴について解説
捻転毛とは、髪の毛がねじれながら成長する髪質を指し、主な特徴は以下の3点です。
- 髪を触るとボコボコとした感触がある
- 毛の太さが一定ではなく、場所によってばらつきがある
- 乾燥しやすく、ダメージを受けやすい
捻転毛の場合、髪1本1本の形状が不規則にねじれているため、表面が滑らかではなく、手触りに特徴があります。

また、直毛のようなツヤが出にくく、光の反射が乱れることで全体的にパサついて見える傾向があるのも特徴の一つです。
捻転毛は毛根の形状やタンパク質の配列の乱れが原因で発生する場合が多く、遺伝的要素も関係していると考えられています。
しかし、適切なヘアケアを行うことで、扱いやすさを高めることは可能です。
触るとボコボコとしている
捻転毛の最もわかりやすい特徴は、髪表面のボコボコとした感触です。
毛髪がねじれた状態で成長しているため、キューティクルの並びが不均一になり、滑らかさが失われます。
その結果、指通りが悪く、ブラッシング時に引っかかりやすくなります。
ボコボコとした質感を和らげるためには、摩擦を減らす工夫が必要です。
たとえば、以下のような対策が効果的です。
- 目の粗いコームでやさしくとかす
- 髪を濡らした状態で無理にブラッシングしない
- 洗浄力が強すぎないシャンプーを使う
髪表面の摩擦を最小限に抑えることで、ダメージの進行を防ぎ、手触りをやわらげることができます。
毛の太さが均一ではない
捻転毛は、毛の太さが均一ではないという特徴を持ちます。
髪の断面が一部太く、一部細い状態になっており、そのばらつきが髪全体のうねりや広がりを生み出すのです。
太さのムラは光の反射にも影響し、ツヤの少ない印象を与える原因にもなります。
また、毛の太さの不均一さは、毛根の形や髪内部のタンパク質構造の偏りによって生じます。
改善のためには、髪内部の水分と油分のバランスを整えることが大切です。
おすすめのケア方法は以下のとおりです。
- アミノ酸系シャンプーで髪をやさしく洗う
- インバストリートメントで髪内部を補修する
- ドライヤーの熱を直接当てずに乾かす
毛の構造を整えることで、まとまりやすくツヤのある髪を目指せます。
パサついて傷みやすい
捻転毛は、髪表面のキューティクルが乱れているため、水分を保持しにくく、乾燥やダメージを受けやすい髪質です。
乾燥によって毛先が広がり、枝毛や切れ毛が発生することもあります。
特にアイロンやドライヤーの熱は、乾燥をさらに進行させる原因になります。
髪のパサつきを抑えるには、保湿を中心としたケアが欠かせません。
効果的な保湿ケアは以下のとおりです。
- ドライヤー前にヘアオイルをなじませる
- 週1〜2回の集中トリートメントを行う
- 湿度が低い季節は加湿器で室内の乾燥を防ぐ
髪内部の水分を保ち、外部刺激から守ることで、柔らかくしなやかな質感を維持できます。
捻転毛のくせ毛との違いは
捻転毛は見た目がくせ毛と似ているため混同されやすいですが、髪の構造やうねり方が異なります。

下記の表に、代表的なくせ毛との違いをまとめました。
| 髪質 | 主な特徴 | 原因 | 見た目の印象 |
|---|---|---|---|
| 捻転毛 | 髪がねじれてボコボコしている | 毛根やタンパク質の乱れ | ざらつき・ツヤが出にくい |
| 波状毛 | 髪全体が波状にうねる | 湿度や遺伝 | ゆるやかなウェーブ |
| 連珠毛 | 数珠状に太さが変化 | 遺伝 | 切れやすく細い部分が多い |
| 縮毛 | 細かく縮れた形状 | 強い遺伝的要因 | 強いうねり・硬い印象 |
くせ毛には大きく分けて「波状毛」「連珠毛」「縮毛」などの種類があり、それぞれ形状や原因に違いがあります。
捻転毛は「ねじれ」が中心の構造で、他のくせ毛よりも乾燥しやすい特徴があるのです。
それぞれの特徴を理解することで、自分の髪質に合った正しいケア方法を選択できるようになります。
捻転毛と波状毛(はじょうもう)の違い
捻転毛と波状毛の最大の違いは、うねり方にあります。
波状毛は髪全体が波のようにカーブしており、湿度によってうねりが強くなる特徴を持つのです。
対して、捻転毛は髪1本1本がねじれているため、全体的にざらついた印象になります。
髪質の特徴を整理すると以下のようになります。
| 比較項目 | 捻転毛 | 波状毛 |
|---|---|---|
| 形状 | ねじれ状 | 波状 |
| 手触り | ボコボコしてざらつく | なめらかでやわらかい |
| ダメージの受けやすさ | 高い | 中程度 |
| ケアのポイント | 保湿・補修重視 | 湿気対策重視 |
捻転毛は構造的にねじれが強いため、波状毛よりも水分保持力が低く、保湿ケアを中心に行うことが効果的といえるでしょう。
捻転毛と連珠毛(れんじゅもう)の違い
捻転毛と連珠毛はどちらも不均一な髪質ですが、構造と原因が異なります。
連珠毛は、髪の一部が数珠のように太くなったり細くなったりする遺伝性の髪質で、毛が切れやすい特徴があるのです。
対して、捻転毛は髪全体がねじれた形状で、強度は保たれているもののパサつきやすい性質を持ちます。
比較すると以下のようになります。
| 比較項目 | 捻転毛 | 連珠毛 |
|---|---|---|
| 形状 | 髪全体がねじれている | 数珠状に太さが変化 |
| 主な原因 | 遺伝・ダメージ・栄養バランス | 強い遺伝要因 |
| 切れやすさ | 中程度 | 非常に高い |
| ケア方法 | 保湿・補修ケア | 低刺激シャンプーでやさしく洗う |
捻転毛はダメージケアで扱いやすくなりますが、連珠毛は構造的に弱いため、過度なブラッシングを避けることが重要です。
捻転毛と縮毛(しゅくもう)の違い
捻転毛と縮毛の違いは、うねりの強さと構造にあります。
縮毛は髪が細かく縮れたような形状で、強いカールを持つのが特徴です。
一方、捻転毛は縮毛よりも穏やかなねじれで、表面のボコボコ感が主な特徴です。
どちらも遺伝的要素が関係していますが、縮毛のほうがうねりの強度が高い傾向にあります。
| 比較項目 | 捻転毛 | 縮毛 |
|---|---|---|
| 形状 | 軽いねじれ | 強い縮れ |
| 手触り | ボコボコしている | ザラザラして硬い |
| 湿気の影響 | 中程度 | 高い |
| ケア方法 | 保湿重視・熱ケア注意 | 縮毛矯正で整えることも可能 |
そのため、捻転毛は縮毛より扱いやすく、正しいケアでまとまりを改善できるでしょう。
ドライヤーの温度を下げ、保湿を意識することで自然なツヤを引き出せます。
捻転毛の原因

捻転毛の主な原因は次の4つです。
- 遺伝によるもの
- 毛穴のゆがみ
- 髪へのダメージ
- 生活習慣の乱れ
上記の原因について、詳しく解説していきます。
遺伝によるもの
捻転毛の原因は遺伝によるものです。

捻転毛をはじめとするくせ毛が優性遺伝の性質を持っているためです。
これは直毛よりもくせ毛の遺伝情報の方が「出やすい」ということを意味します。
例えば、両親のどちらかがくせ毛の場合、子どもがくせ毛になる確率は約7割、両親ともにくせ毛の場合は約9割の確率で遺伝するとされています。
ご両親のうち一方または両方に捻転毛やその他のくせ毛がある場合、その遺伝情報が優先的に子どもに受け継がれることが多いのです。
毛穴のゆがみ
毛穴のゆがみは、捻転毛の大きな原因の一つです。
毛穴が楕円形に変形したり詰まったりすると、生えてくる髪に不均一な圧がかかり、ねじれや太さのムラが生じて捻転毛が目立ちやすくなるためです。
加齢や血行不良、ストレスなどで頭皮の柔軟性が低下し、毛穴が歪むこともあります。
毛穴がゆがむ原因
| 原因 | 捻転毛との関係 |
|---|---|
| 加齢による弾力低下 | 毛穴形状の変化は毛包の通り道の歪みと関連し、髪のねじれが目立ちやすくなります |
| 皮脂過剰・角栓・酸化 | 毛穴周囲の炎症や詰まりは生え際の乱れを招き、毛流の不均一化を助長します |
| 乾燥・バリア低下 | 皮脂変化と炎症が重なると毛包環境が乱れ、うねりを助長します |
| 紫外線 | 毛穴形状変化を通じてクセの固定化に関与します |
| ホルモン変動・生活習慣 | 頭皮環境の変動により毛包の歪みや髪のクセが出やすくなります |
| 誤ったスキンケア | 毛穴周囲のダメージ蓄積が毛流の乱れに波及します |
髪へのダメージ

捻転毛は、カラー・ブリーチ、熱、摩擦、紫外線などの外的ダメージでキューティクルが乱れ、毛の太さや水分量のムラが生じてねじれやすくなります。
特に高温のヘアアイロンは毛髪タンパクの構造変化(タンパク変性)を招き、パサつきや切れ毛を引き起こす原因になります。
また、カラーやブリーチの繰り返し、強いブラッシング・タオル摩擦、紫外線もダメージ要因です。
生活習慣の乱れ
捻転毛のうねりは、生活習慣の乱れで悪化しやすいです。
栄養バランスの偏りや睡眠不足、喫煙・ストレスは頭皮の血行や髪を作る栄養供給を妨げ、太さが不均一でねじれやすい毛が生えやすくなるためです。
くせ毛は先天要因もありますが、後天的に生活習慣やダメージで強まることがあります。
生活を整えるだけでも捻転毛の悪化を防ぎ、扱いやすさは高められます。
無理なく続けられる食事・睡眠・やさしいケアから始めることが大切です。
病気による影響
捻転毛は、特定の病気や体調不良によって引き起こされる場合があります。
髪の健康は体全体の状態と密接に関係しており、内臓や代謝機能の低下が髪質の変化をもたらすことがあるのです。
代表的な要因には、甲状腺疾患や鉄欠乏性貧血、自己免疫疾患などが挙げられます。
また、病気による捻転毛の特徴は、突然の髪質変化や脱毛の増加などです。
医療機関で血液検査を受けることで、栄養状態やホルモン分泌の異常を確認できます。
体調の影響を疑う場合の対処法は以下のとおりです。
- 栄養バランスの取れた食事を心がける
- 睡眠時間を十分に確保する
- 髪の異常が続く場合は皮膚科や内科で相談する
身体の不調を整えることが、髪の健康回復につながるといえます。
ホルモンバランスの乱れ
ホルモンバランスの乱れは、捻転毛を悪化させる大きな要因です。
女性の場合、思春期・妊娠・出産・更年期などのタイミングでホルモン量が変化し、髪質に影響を与えることがあります。
男性でも、加齢やストレスによってホルモン分泌が変わると、髪の成長サイクルが乱れてねじれが強くなることがあります。
ホルモンバランスが乱れた状態では、頭皮の皮脂分泌量や血流が変化し、毛根に十分な栄養が届かなくなるのです。
結果として、髪が細くなったり、乾燥しやすくなったりする傾向があります。
改善のためのポイントは以下の3点です。
- 栄養バランスの良い食事で体調を整える
- 規則正しい生活リズムを意識する
- 適度な運動で血流を促す
ホルモンバランスを整えることで、髪の質感やまとまりが改善されることが期待できます。
捻転毛のセルフケア方法

捻転毛のセルフケアは、次の通りです。
- 髪や頭皮に優しいシャンプーを使用する
- 髪に潤いを与える
- ドライヤーでしっかり乾かす
- 洗髪時の摩擦を減らしてやさしく洗う
- 美容室でプロのケアを受ける
- 捻転毛を抜くのをやめる
これから紹介するポイントをチェックして、今日からのセルフケアに取り入れてみてください。
髪や頭皮に優しいシャンプーを使用する
捻転毛のセルフケアでは、保湿と補修成分がしっかり入ったシャンプーとトリートメントを選ぶことが大切です。
捻転毛は乾燥で広がりやすく、髪内部のダメージが目立ちやすいため、うるおいを与える保湿成分と、内部を整える補修成分を同時に取り入れると扱いやすさが高まります。
おすすめのシャンプー&トリートメント
| アイテム | 主な保湿・補修成分の例 | 選び方のポイント |
|---|---|---|
| シャンプー | ヒアルロン酸 グリセリン 植物オイル(アルガン・ホホバ等)/アミノ酸系洗浄成分(〜グルタミン酸、ベタイン等) | 乾燥を避けたいのでマイルド洗浄+保湿成分が上位表記のもの |
| トリートメント | 加水分解ケラチン 加水分解シルク ペリセア(ジラウロイルグルタミン酸リシンNa) γ-ドコサラクトン | 内部補修+表面コンディショニング成分でまとまり感を意識する |
保湿で水分環境を整え、補修で内部を支える処方を選ぶと、捻転毛のパサつきや広がりの悩みを日常ケアで扱いやすくできます。
髪にうるおいを与える
捻転毛は乾燥しやすく、水分不足によってパサつきが進行します。
髪にうるおいを与えることで、まとまりやすさやツヤを取り戻すことができます。
保湿効果のあるトリートメントやヘアオイルを使うと、髪内部の水分保持力が高まり、外部刺激から守ることが可能です。
保湿ケアを効果的に行う方法は以下のとおりです。
- シャンプー後に水気を軽く切り、トリートメントを毛先中心に塗布する
- ヘアマスクを週1〜2回使用して集中補修を行う
- ドライ前にヘアオイルをつけて水分蒸発を防ぐ
髪の水分と油分のバランスを保つことで、柔らかくしなやかな髪質を維持できます。
ドライヤーでしっかり乾かす
捻転毛は、ドライヤーで素早く根元からしっかり乾かすことで、広がりやクセを抑えることができます。
濡れた髪はキューティクルが開いて傷みやすく、放置するとうねりやパサつきが強まりやすいため、タオルドライ後に距離と風向きを意識して乾かすことが重要です。
ドライヤーで乾かすポイント
| ポイント | 詳細 |
|---|---|
| 乾かすタイミング | 濡れたまま放置せず、タオルドライ後すぐ乾かす |
| 熱と距離 | 10~20cm離し、一点に当て続けない |
| 風の向き | 上から下へ、キューティクルに沿って当てる |
| 仕上げ | 冷風でツヤと形をキープ |
毎日の乾かし方を見直すだけで、捻転毛を扱いやすくなります。
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※1:本体のみ
※2:自社測定、ブーストアタッチメント装着、3段風量(強)時
※3:ドライヤー+エレキコームのご購入によって
しっかり乾かすための目安の風量については、以下の記事をご覧ください。

洗髪時の摩擦を減らしてやさしく洗う
捻転毛は髪が絡まりやすく傷みやすいため、洗髪時の摩擦を減らして「やさしく洗う」ことが大切です。
摩擦を抑えるには、事前のブラッシングと予洗い、泡のクッション、指の腹での洗浄、十分なすすぎが有効です。
- シャンプー前に毛先からブラッシングし絡まりをほどいて、36~38℃のぬるま湯で1~2分予洗いします。
- シャンプーは手のひらでしっかり泡立て、泡をクッションにして指の腹で地肌をジグザグに優しく洗います(ゴシゴシ摩擦は避ける)。
- 泡が足りなければこすらず一度流してからやり直し、すすぎは約2~2分30秒を目安に丁寧に行います。
- タオルは押さえるように水分を取り、ドライヤーは根元から素早く、風は上から下へ当てます。
このように、「ブラッシング→予洗い→泡立て→指の腹で地肌洗い→十分すすぎ→押さえ拭き→素早く乾かす」を守ると、摩擦ダメージを抑えて捻転毛をケアできます。
美容室でプロのケアを受ける
美容室での専門的なケアは、捻転毛の質感改善に非常に効果的です。
美容師による髪質診断で、髪内部のダメージ度合いや乾燥状態を把握し、最適なトリートメントや髪質改善メニューを提案してもらえます。
ホームケアでは届かない深部補修を行うことで、手触りが格段に変わるでしょう。
美容室で受けられる主なケアには以下のようなものがあります。
- 酸熱トリートメント(うねりを整える)
- 水素トリートメント(乾燥とパサつきを補修)
- 髪質改善トリートメント(髪内部の結合を補修)
プロの手で定期的にメンテナンスを行うことで、捻転毛の扱いやすさを長期間維持できます。
捻転毛を抜くのをやめる
捻転毛を見つけたときに抜いてしまう人もいますが、抜く行為は頭皮と毛根に強い負担を与えます。
毛穴に炎症が起こったり、毛根が傷ついて発毛サイクルが乱れたりする恐れがあるため、抜くことは避けるべきです。
特に同じ部分を繰り返し抜くと、将来的に毛が生えにくくなる可能性もあります。
捻転毛を見つけた際の正しい対処法は以下のとおりです。
- 無理に抜かず、ヘアオイルでまとめる
- 美容室でトリートメントを受けて質感を整える
- ストレートアイロンで一時的にねじれを整える
髪を抜くよりも、正しいケアで見た目を整える方が、長期的に美しい髪を保つことにつながります。
捻転毛に関するよくある質問
捻転毛に関するよくある質問にお答えします。
- くせ毛の種類にはどのようなものがありますか?
- 捻転毛は完全に治すことができますか?
- 生活習慣で捻転毛をケアする方法はありますか?
- くせ毛の種類にはどのようなものがありますか?
-
くせ毛は主に4つの種類に分類されます。
スクロールできますくせ毛の種類 特徴 見た目・手触り 波状毛(はじょうもう) 波のように左右にうねる 三つ編みをほどいたような大きなウェーブから小さなウェーブまで様々 捻転毛(ねんてんもう) らせん階段のようにねじれた状態 ボコボコ・ザラザラとした触感 縮毛(しゅくもう) 細かく縮れている 髪の断面がそら豆のように湾曲 連珠毛(れんじゅもう) 数珠が連なったような形状 大小の結び目がつながったように見える 捻転毛については、一見ストレートに見えることもあるため判断が難しく、髪がボサボサした印象になったり、スタイリングがしにくいという特徴があります。
また、捻転毛は毛の太さが均一でないため、カラーやパーマの際にムラができやすく、ブラシの摩擦で切れ毛になりやすい性質もあります。
- 捻転毛は完全に治すことができますか?
-
捻転毛を完全に治すことは難しいですが、適切なケアによって症状を緩和し、扱いやすくすることは可能です。
捻転毛は先天性(遺伝性)と後天性の2つのタイプに分かれます。
先天性の捻転毛は「主に遺伝が原因になっているため、完全に治すのは難しい」とされています。
一方、後天性の捻転毛は「加齢や生活習慣などが原因になってくせ毛が起こる現象」であり、ストレスを取り除いたり、食生活などの見直しをしたりすると治る可能性があります。
- 生活習慣で捻転毛をケアする方法はありますか?
-
生活習慣の見直しによって捻転毛をケアすることは可能です。
具体的な方法としては、栄養バランスの取れた食生活を心がけましょう。
髪の材料となるタンパク質や、タンパク質の生成を補助するビタミン・ミネラルを意識的に摂取することが大切です。
また、適切な睡眠時間を確保し、過度なタバコやアルコールは避け、ストレスを溜め込まないよう努めることも効果的です。
まとめ
捻転毛とは髪がらせん状にねじれているタイプのくせ毛で、遺伝・毛穴のゆがみ・髪へのダメージ・生活習慣の乱れが主な原因です。
今回紹介したセルフケア方法を日常のヘアケアに取り入れ、洗浄力の強すぎるシャンプーや過度な刺激、捻転毛を抜く行為などの悪化要因を避けることで、捻転毛の症状を対策していきましょう。
捻転毛は完全に治すことは難しくても、正しいケアと生活習慣の見直しにより必ず扱いやすくなります。


