ヘアケアの正しい手順は?髪を綺麗にするのに大切なポイントを解説

ヘアケアの正しい手順は?髪を綺麗にするのに大切なポイントを解説

「ヘアケアの正しい手順は?」

「ヘアケアする際に大切なポイントは?」

正しいヘアケアの手順は、ブラッシング→予洗い→シャンプー→トリートメント→タオルドライ→アウトバストリートメント→ドライヤーの7ステップになります。

手順工程ポイント
ブラッシング毛先から優しく、根元まで段階的に
予洗い36-38℃のお湯で汚れの7割を除去
シャンプー泡立ててから使用、指の腹で優しく
トリートメント毛先中心、数分放置してから流す
タオルドライこすらず包み込むように水分除去
アウトバストリートメント中間から毛先に、根元は避ける
ドライヤー根元から強風、仕上げは冷風で

また、ケアする際の大切なポイントは「優しく丁寧に洗う」「熱や摩擦のダメージを防ぐ」「すぐにタオルドライ・ドライヤーをする」の3つです。

今回は、「美髪を手に入れるための正しいヘアケア手順」や「ヘアケアで重要なポイント」などについて詳しく解説していきます。

これから本格的なヘアケアを始めたい方は、ぜひ参考にしてください。

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目次

正しいヘアケアの手順

美髪を手に入れるための正しいヘアケア手順は、以下の7つのステップです。

手順工程ポイント
ブラッシング毛先から優しく、根元まで段階的に
予洗い36-38℃のお湯で汚れの7割を除去
シャンプー泡立ててから使用、指の腹で優しく
トリートメント毛先中心、数分放置してから流す
タオルドライこすらず包み込むように水分除去
アウトバストリートメント中間から毛先に、根元は避ける
ドライヤー根元から強風、仕上げは冷風で

それぞれの手順とコツを解説していきます。

①ブラッシング

女性がブラッシングしている画像

髪をダメージから守るためには毛先から優しくブラッシングすることが重要です。

根元から無理やりブラシを通すと、髪の絡まりで毛が引っ張られたり切れたりしてしまい、切れ毛や枝毛につながるためです。

さらに、力を入れすぎるブラッシングは頭皮も傷つきやすく、抜け毛や血行不良の原因になることがあるからです。

正しいブラッシング方法

手順詳細
1毛先のもつれや絡まりを、指やブラシで丁寧にほぐす
2毛先から数センチずつ、優しくブラシを動かしながら徐々に根元へ進める
3毛先がスムーズに解けたら、頭皮全体を適度な力でブラッシングする
4頭頂部から襟足、側頭部も同様に軽い力でブラッシングし、頭皮の血行促進やホコリの除去効果を得る

このように、ブラッシングは毛先から優しく始めることで髪と頭皮の健康を守れます。

②予洗い

予洗いは、髪と頭皮をシャンプー前にしっかりお湯で洗い流す工程です。

予洗いだけで髪や頭皮の汚れの約7割を落とせると言われており、丁寧に行うことでシャンプーの泡立ちが良くなり、髪への負担も減らせます。

また、予洗いの際に指の腹で頭皮をマッサージすることで、汚れがしっかり浮き上がり、頭皮もすっきりします。

具体的には、36〜38℃のぬるめのお湯で1〜3分ほど、髪全体と頭皮を指の腹でやさしく揉み洗いします。

爪を立てずに、頭皮を動かすようなイメージでマッサージするのがコツです。

③シャンプー

シャンプーしている女性の画像

シャンプーは泡立ててから、頭皮を優しく洗うことが美しい髪と頭皮を保つポイントです。

シャンプー液をそのまま地肌につけると洗浄力が強すぎて頭皮が乾燥したりトラブルの元になるからです。

また、強くこすったり爪を立ててしまうと頭皮や髪が傷んでしまうため、指の腹でやさしく洗うことが重要です。

正しいシャンプーの手順

手順詳細注意点
①ブラッシング髪のもつれをブラシでほぐし、ほこりや汚れを落とすやさしく毛先から順に
②予洗い38度程度のぬるま湯で2~3分しっかり髪と頭皮を濡らして洗う地肌まできちんと濡らす
③泡立てシャンプー液を手のひらで泡立てる泡立ててから使う
④洗浄泡を頭皮全体になじませ、指の腹でマッサージするように洗う爪を立てず優しく洗う
⑤すすぎシャンプー成分が残らないように、十分にシャワーですすぐすすぎ残しがないよう丁寧に

手のひらでシャンプーを泡立ててから頭皮全体になじませ、指の腹でやさしくマッサージするように洗います。

洗い流す際は、シャンプー残りがないように充分にすすぎましょう。

おすすめのシャンプーの成分
  • アミノ酸系洗浄成分(ココイルグルタミン酸Na、ココイルアラニンTEAなど)
  • ベタイン系洗浄成分(コカミドプロピルベタインなど)
  • タウリン系洗浄成分(ココイルメチルタウリンNaなど)
  • 保湿成分(ヒアルロン酸、グリセリン、セラミド、スクワラン)
  • 天然オイル(椿オイル、アルガンオイル、ホホバオイル)
  • 毛髪補修成分(加水分解ケラチン、加水分解コラーゲンなど)
  • 植物エキス、ビタミン成分

④トリートメント

トリートメントは、髪のダメージを補修し美しさを引き出すために欠かせないステップです。

正しい手順でトリートメントを使うことで、せっかくの成分がきちんと髪に届き、ダメージケア効果を得やすくなります。

トリートメントの正しい手順

手順詳細ポイント
シャンプー髪の汚れを落とす洗い残し・すすぎ残しに注意する
水気を切るタオルなどでしっかり水分を取るトリートメントが薄まらないようにする
トリートメントを取る適量を手に取る毛先中心、中間にもまんべんなくなじませる
塗布毛先→中間→全体に広げるムラを防ぐために手ぐしや粗めのコームを使用する
放置数分程度置く商品の推奨時間を守る
すすぎぬるつきがなくなるまで流す根元・頭皮に残さないこと

トリートメントは数分ほど置いてから、ぬるつきがなくなるまですすぎます。

頭皮や根元には付けないよう注意します。また、商品ごとの推奨放置時間は必ず守りましょう。

おすすめのトリートメントの成分
  • アミノ酸(髪の補修に役立つ)
  • ケラチン(毛髪の主成分でダメージ補修向き)
  • コラーゲン(うるおいとハリを与える)
  • セラミド(髪の水分保持をサポート)
  • シアバター・アルガンオイルなどの植物オイル(保湿・艶出し)
  • ヒアルロン酸(高い保湿力)
  • カチオン界面活性剤(静電気防止や髪の保護)
  • シリコン(指通りを良くしダメージ予防)

⑤タオルドライ

濡れた髪はキューティクルが開いていて、とてもダメージを受けやすい状態です。

強くこすったり、乱暴に拭いたりすると摩擦でパサつきや枝毛・切れ毛などの原因になってしまいます。

タオルドライを丁寧に行うことで、ドライヤーの時間も短縮でき、髪への負担を減らせます。

正しいタオルドライの手順

手順詳細
1髪を指で軽くしぼって余分な水分を落とす 
2髪全体をタオルでやさしく包み込む 
3頭皮を押さえるようにして、タオルが水分を吸い取る 
4ゴシゴシこすらず、毛先はやさしく握って余分な水分をさらに取る 
5ロングヘアの場合はタオルをターバン風に巻き、数分置く 

タオルドライを正しく行うことで、髪のダメージを防ぎサラサラの仕上がりに近づきます。やさしく包む、こすらないがポイントです。

⑥アウトバストリートメント

アウトバストリートメントには、熱や摩擦、紫外線など外的なダメージから髪を守り、うるおいと栄養を補う役割があります。

タオルドライ後の濡れた髪に使うことで、ドライヤーの熱による乾燥や傷みを防ぎながら、髪をしっとりまとまりやすく仕上げます。

使い方は、まずタオルドライでしっかり水気を取り、適量を手のひらによく伸ばしてから髪の中間から毛先に揉み込むようにつけます。

髪の根元には付けすぎないよう注意し、必要に応じてコームで全体に均等になじませてからドライヤーで乾かします。

アウトバストリートメントにはミルクやオイル、ミストなど種類があり、髪質や目的に合わせて選べます。

⑦ドライヤー

ドライヤーを持っている画像

ドライヤーを使う理由は、髪や頭皮の健康を守るためです。

濡れたままの髪はキューティクルがはがれやすく、ダメージが進みやすくなります。

そのため、できるだけ早く、正しい方法で乾かすことが大切です。

正しいドライヤーの手順

手順内容補足・ポイント
1. タオルドライ優しくタオルで髪の水分を取る。ゴシゴシせず挟んで水気を取る摩擦を避けて髪へのダメージを防ぐ
2. 強風で根元乾燥ドライヤーの強風モードで根元から乾かし始めるドライヤーは10〜15cm離し動かし続ける
3. 8割乾燥髪全体が8割ほど乾いたら弱風または冷風に切り替え毛先や全体を整える長時間同じ場所に風を当てない
4. 冷風仕上げ最後に冷風を当てて髪全体のキューティクルを閉じ、ツヤを出す手ぐしやブラシを使って仕上げる
ドライヤーを使用するポイント
  • 髪は自然乾燥よりも、なるべく早くドライヤーで乾かす
  • 強風でまず地肌(根元)から乾かす
  • ドライヤーは10〜15cm離し、同じ場所に当て続けない
  • 風は必ず上から下にあてる
  • 8割乾いたら冷風や弱風で毛先や全体を整える
  • 最後は冷風でキューティクルを引き締める
  • タオルドライで水気を十分に取ってから使い始める
  • ドライヤーの熱をなるべく短時間で済ませる

このように、上記のステップを実践することで、ダメージを抑えながらサラサラで艶のある美髪を手に入れることができます。

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ヘアケアする際に大切なポイント

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ヘアケアする際に大切なポイントは、以下の通りです。

ヘアケアする際に大切なポイント
  • 優しく丁寧に洗う
  • 熱や摩擦のダメージを防ぐ
  • すぐにタオルドライ・ドライヤーをする

上記のポイントを実践することで髪質の悪化を防ぎ、ツヤとまとまりのある美しい髪を育てることが可能です。

それでは、各ポイントについて解説していきます。

優しく丁寧に洗う

ヘアケアで一番大切なのは、優しく丁寧に洗うことです。

正しい洗髪の基本は、まず指の腹を使って頭皮をマッサージするように洗うことです。

爪を立てて洗うと頭皮が傷つき、トラブルの原因となってしまいます。

シャンプーを手のひらで軽く泡立ててから頭皮につけ、ジグザグと指を動かしながら頭皮全体を優しくもみほぐしましょう。

熱や摩擦のダメージを防ぐ

髪は熱や摩擦に弱く、キューティクルが傷つきやすい性質があります。

濡れた髪は特にデリケートな状態で、間違ったケア方法はパサつきや広がりの原因となってしまいます。

ドライヤーやヘアアイロンによる熱ダメージ、タオルドライ時の摩擦ダメージが髪質悪化の主な原因となっています。

熱や摩擦のダメージを防ぐポイント
  • ドライヤーは髪から10cm以上離して使用する
  • ヘアアイロンは130度以下に設定する
  • 同じ箇所に3回以上アイロンを当てない
  • 使用前にアウトバストリートメントで髪を保護する
  • タオルドライはゴシゴシこすらず、押し拭きで水分を吸収する
  • 髪をタオルで包んで優しく押さえるように拭き取る
  • 指の腹を使って優しくマッサージするように水分を取る
  • シルクやサテン素材の枕カバーで就寝中の摩擦を減らす
  • 吸水性の良いマイクロファイバータオルを使用する

正しい手順は「ブラッシング→予洗い→シャンプー→トリートメント→タオルドライ→アウトバストリートメント→ドライヤー」となります。

すぐにタオルドライ・ドライヤーをする

洗髪後すぐにタオルドライとドライヤーで髪を乾かすことが健康な髪を保つための基本です。

なぜなら、濡れた髪はデリケートな状態にあり、長時間放置することでダメージを受けやすくなるからです。

自然乾燥した髪の状態

濡れている髪は、乾いた時と比べてキューティクルが開いた状態になっており、外部の刺激に対して非常に脆弱です。

また、長い時間髪に熱風をあて続けるのは負担がかかりダメージの原因とされているため、効率よく乾かすことが重要になります。

さらに、髪に水分が多い状態のままドライヤーで乾かすと時間がかかってしまい、結果的に熱ダメージが増える可能性があります。

このように、洗髪後はすぐにタオルドライとドライヤーを行うことで、髪へのダメージを最小限に抑えながら、美しく健康な髪を維持することができます。

ヘアケアに関するよくある質問

最後にヘアケアについてもっと詳しく知りたい人向けに、ヘアケアに関するよくある質問をご紹介します。

ヘアケアに関するよくある質問
  • 毎日のヘアケアで一番大切なポイントは何でしょうか?
  • 髪の悩み別におすすめのヘアケア方法やコツはありますか?
  • 男性向けのヘアケアで気をつけるべきことは何ですか?
  • 紫外線から髪を守るにはどうすればいいですか?
毎日のヘアケアで一番大切なポイントは何でしょうか?

毎日のヘアケアで最も重要なのは、正しいシャンプーとドライヤーでの乾燥です。

髪の毛は死滅細胞のため、一度傷むと自然に修復することはありません。

そのため、毎日の基本的なケアで髪を守ることが何より大切になります。

シャンプーは髪と頭皮の汚れを落とし、健康な髪の成長を促す土台作りの役割を果たします。

また、ドライヤーでしっかり乾かすことでキューティクルが閉じ、髪の内側の水分をキープできるのです。

髪の悩み別におすすめのヘアケア方法やコツはありますか?

髪の悩み別ヘアケア方法は、以下です。

髪の悩みおすすめケア方法ポイント
乾燥・パサつきアミノ酸系シャンプー使用

保湿重視のトリートメント
タオルドライ後すぐにオイルを毛先に塗布

ドライヤーは20cm離して使用
くせ毛・うねりしっとり系シャンプー
ヘアオイルでの保湿
湿気対策としてシリコン系スタイリング剤活用
ダメージ毛補修成分配合トリートメント

週1回の集中パック
ヘアアイロン温度調整

紫外線対策

摩擦を避ける
猫っ毛・ボリューム不足ノンシリコンタイプの軽めシャンプー根元から立ち上げるブロー

ミスト系トリートメント使用
剛毛・広がり保湿力の高いシャンプー・トリートメントオイル系アウトバストリートメントでまとまり向上

例えば、乾燥による髪のパサつきは、キューティクルの損傷や水分不足が主な原因であり、一方でくせ毛は髪内部のタンパク質の偏りや毛穴の形状が影響しています。

そのため、悩みに応じた適切なアプローチが必要になります。

男性向けのヘアケアで気をつけるべきことは何ですか?

男性のヘアケアで最も重要なのは、頭皮環境を整えることです。

男性の頭皮が女性より水分量が約3分の1しかなく、乾燥しやすい特徴があるためです。

乾燥した頭皮は皮脂の過剰分泌を招き、べたつきやニオイの原因となります。

また、男性ホルモンの影響で30代以降は髪が細くなりやすく、適切なケアが必要になります。

頭皮環境を整えるポイント
  • シャンプー前にお湯で十分に髪を洗い、汚れの大半を除去
  • 爪を立てず、頭皮をマッサージするように洗う
  • シャンプーやトリートメントの残留物を徹底的に洗い流す
  • 自然乾燥は雑菌繁殖の原因となるため避ける
  • 頭皮用トニックやスプレーで臭い対策

男性でもトリートメントやヘアオイルを使用し、頭皮の乾燥対策を心がけることで、健やかな髪を維持できます。

紫外線から髪を守るにはどうすればいいですか?

紫外線から髪を守るためには、帽子や日傘などの物理的な遮断と、髪用の日焼け止めアイテムの使用が最も効果的です。

紫外線が髪に当たると、髪を構成するケラチンタンパクがダメージを受け、シスチン結合が切断されてしまいます。

特に髪表面のキューティクルにはメラニンが存在しないため、内側よりも紫外線の影響を受けやすく、これがパサつきやツヤの失われる原因となっています。

まとめ

美髪を手に入れるためのヘアケアでは、7つの正しい手順を理解し、「優しく丁寧に洗う」「熱や摩擦のダメージを防ぐ」「すぐにタオルドライ・ドライヤーをする」という3つの基本ポイントを守ることが大切です。

今回紹介した手順とコツを日々のヘアケアに取り入れ、自分の髪質や悩みに合わせた適切なアイテム選びを行うことで、健やかで美しい髪へと導きましょう。

髪は一度傷むと自然に修復されないからこそ、毎日の正しいケアが最も重要な投資です。

継続することで必ず理想の美髪に近づけるので、諦めずに丁寧なヘアケアを心がけてください。

目次